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棚の上の段ボール箱に赤ちゃんの遺体…日本最高裁、ベトナム人女性に無罪

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.31 09:47
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日本の最高裁判所が24日、双子を死産した後、遺体を段ボール箱に入れて放置したベトナム人女性に1、2審の有罪判決を破棄し無罪を宣告した。朝日新聞などは「一度起訴されれば99.9%有罪が出る日本の司法環境では極めて異例のこと」と伝えた。

子供を死産して放置したベトナム人女性は、2018年から日本で技能実習生として働いてきたレー・ティ・トゥイ・リンさん(24)だ。リンさんは2020年11月、熊本県のミカン農園の寮で一人で双子の男児を産んだ。

 
長い陣痛に耐えたが、死産だった。リンさんは段ボール箱に赤ちゃんに付けようとしていた名前と生年月日を書いてタオルを敷き、遺体を入れた。「ごめんね」とつづった手紙も添えて箱を棚の上に置いた。リンさんは「体が回復したら、ベトナムの弔い方で埋葬するつもりだった」と話したという。

その後、リンさんは産婦人科で診察を受け、死産の事実が明らかになった。病院の通報を受けた熊本県警察は「遺体遺棄」の疑いでリンさんを逮捕した。

リンさんは調査の過程で「外国人実習生の妊娠・出産事実が知られれば強制帰国を強要される場合が多く、一人ですべてに耐えざるを得なかった」とし「子供たちをきちんと弔ってあげたかったが、日本の葬儀の手続きを知らなかっただけで遺体を捨てたわけではない」と容疑を否認した。

しかし、熊本地裁は「死産を隠す目的で遺体を段ボール箱に保管し、一日以上置き続けた」と判断した。1審では懲役8カ月、執行猶予3年の有罪判決が下された。2審では懲役3カ月、執行猶予2年に減刑された。リンさんの弁護人側はこれを不服として控訴した。

最高裁ではリンさんの行為に「遺体遺棄罪」にあたるかが争点になった。遺体遺棄罪は死者を敬う気持ちや宗教的感情を害する形で遺体を放置したり隠した時に成立する。

最高裁は「リンさんの遺体を箱に入れた行為が遺体発見を困難にしたが、習俗上の埋葬と相いれない処置ではない」とし、1・2審判決を覆して無罪と結論付けた。

日本経済新聞は「死産した子どもの遺体に対する最高裁が判断基準を示した事例」とし「裁判官4人全員結論が一致し、今後同様の事案での捜査に影響を与える可能性がある」と報じた。

最高検の吉田誠治公判部長は「(被告が有罪という)検察側の主張が認められなかったことは誠に遺憾だが、最高裁の判断を真摯に受け止めたい」とコメントを発表した。

東京新聞は今回の事件をきっかけに妊娠・出産をする外国人女性実習生に不利な日本の労働環境に目が向けられたと指摘した。実際、SNS上にはリンさんの行為に対する非難もあったが、「孤立出産」に追い込まれた女性に対する同情世論も起きた。最終審を前に、リンさんの無罪判決を要求する9万5000人の署名が集まったと朝日新聞が報じた。

日本の労働法は外国人実習生にも適用されるため、妊娠・出産のために帰国・退職を強要することはできない。しかし、外国人女性実習生は妊娠の事実を雇い主に伝えると「罰金を払って本国に帰れ」と言われたり堕胎を強要されたりするという。

昨年、日本出入国滞在管理庁の調査によると、外国人実習生調査対象650人のうち26.5%が「妊娠すれば仕事を辞めてもらう」という不適切な発言を実際に受けたと答えた。在日外国人を助けるNGO(非政府組織)コムスタカの佐久間順子事務局長は「妊娠やけがで強制的に帰国を迫られた外国人の事例が多く、相談は続いている」とし「国は問題を放置し、容認しているようにしか見えない」と指摘した。

リンさんも解雇を恐れて出産直前まで妊娠の事実を周辺に知らせることができなかったという。リンさんは両親の年収5年分に当たる150万円を派遣会社に支払って来たため、返済しなければならない多額の借金もあった。また、日本で稼いだお金のほとんどは故郷に送っていた。

最高裁の無罪判決が出ると、リンさんは朝日新聞に「孤立出産した女性に刑罰を加えることはないことを願う」とし「外国人実習生が強制的に追い出されるのではなく出産できるような環境に変わってほしいと願う」と伝えた。

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    棚の上の段ボール箱に赤ちゃんの遺体…日本最高裁、ベトナム人女性に無罪

    2023.03.31 09:47
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    日本で死産した双子の遺体を段ボール箱に入れて放置したとし、1、2審で有罪判決を受けた元技能実習生のベトナム人女性に24日、最高裁が原審を破棄して無罪を言い渡した。ベトナム人女性側の関係者が「無罪」という文字を掲げている。[ツイッター キャプチャー]
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