北朝鮮、核弾頭空中爆発なら殺傷力最大化…実験高度を異例の公開
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.21 08:09
韓米が歴代最長・最大規模で連合訓練を進行する中、北朝鮮がまた韓国に対する核攻撃の脅迫をした。19日に韓国側の主要目標を狙って核打撃を模擬した戦術弾道ミサイル(KN-23、北朝鮮版イスカンデル)発射訓練をし、特にこのミサイルを空中で爆発させる核爆発操縦装置と起爆装置の作動を検証したと主張した。
朝鮮中央通信は20日、「19日午前、敵の主要対象に対する核打撃を模擬した発射訓練が行われた」とし「ミサイルには核戦闘部を模擬した試験用戦闘部(試験用核弾頭)が装着された」と明らかにした。続いて「平安北道鉄山郡(チョルサングン)で発射された戦術弾道ミサイルは800キロ射程距離に設定された朝鮮東海(トンヘ、日本名・日本海)上の目標上空800メートルで正確に空中爆発し、核戦闘部に組み立てられる核爆発操縦装置と起爆装置の動作の信頼性がもう一度検証された」と主張した。さらに「訓練は大規模な米国・南朝鮮連合軍の反共和国侵略戦争演習が狂乱的に拡大し、米軍の核戦略装備が大々的に南朝鮮地域に投入されている緊張した情勢の中で断行された」と説明した。