北朝鮮、黄海道長淵で初めてミサイル挑発…発射場所を多角化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.15 09:41
北朝鮮が韓米合同演習期間に2日ぶりにミサイルを撃ちながら前例のない地域を発射場所に選んだ。有事の際に発射を事前に無力化する軍当局のキルチェーンを意識した動きという分析が出ている。韓国合同参謀本部は14日午前7時41分から7時51分まで黄海南道長淵(ファンヘナムド・チャンヨン)一帯から東海上に発射された短距離弾道ミサイル(SRBM)2発を捕捉したと明らかにした。これらミサイルは約620キロメートル飛行し北朝鮮全域を通過した後、日本の排他的経済水域(EEZ)外側の公海上に落ちた。この日午前、米偵察機RC135SコブラボールとRC135Uコンバットセントが韓半島(朝鮮半島)に出撃し北朝鮮のミサイルを追跡した。
ミサイルの種類は北朝鮮版「イスカンデル」と呼ばれるKN23改良型と推定される。北朝鮮は2021年1月の軍事パレードでKN23の改良型を公開した後、随時試験発射を進めてきた。