忠北知事「喜んで親日派になろうと思う」 尹大統領を擁護…民主党は糾弾「妄言だ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.09 09:22
◇「尹大統領の愛国心に頭を下げて敬意」
忠清北道(チュンチョンブクド)の金栄煥(キム・ヨンファン)知事が「私は喜んで親日派になろうと思う」とし、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府が発表した韓日徴用解決案を擁護した。金知事は7日、ソーシャルメディア(SNS)に「私の墓にも唾を吐け」と題する長い文章を載せた。あわせて第三者弁済方式の日帝徴用被害補償解決案に「三田渡(サムジョンド)の屈辱に次ぐ外交史最大の恥辱であり汚点」と批判した野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表発言を迂回的に批判した。
三田渡の屈辱は朝鮮時代の丙子の乱の時、仁祖(ジンソ)が清の太宗に屈辱的な降参宣言をしたことをいう。金知事は「三田渡で清に頭を下げたことが本質ではない」とし「壬辰倭乱(文禄の役)を経験しても、冬がくれば鴨緑江(アムノッカン)を渡って世界最強の清国軍隊が攻め込んでくることに備えていなかった朝鮮の無気力と無能力にあった」と主張した。金知事は続いて「金尚憲(キム・サンホン)らが主張した通り『斥和』(戦いで抵抗すること)していたら国を救うことができただろうか。その豪気はとんでもない観念論」としながら「私は尹錫悦大統領と朴振(パク・ジン)長官の愛国心に頭を下げて敬意を表す」と付け加えた。