尹大統領「強制徴用解決策は韓日の利益に合致」…エリゼ条約モデルに「尹・岸田宣言」議論
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.08 09:35
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は7日、韓国政府が前日に日帝強占期強制徴用被害補償解決策を発表したことと関連し、「これまで政府が被害者の立場を尊重し韓日両国の共同利益と未来発展に合致する案を模索してきた結果」と話した。尹大統領はこの日午前に大統領室庁舎で主宰した閣僚会議の冒頭発言で「韓日間の未来志向的協力は、韓日両国はもちろん、世界全体の自由・平和・繁栄を守ってくれることは明らかだ」としてこのように話した。
尹大統領は過去の政権から受け継いできた強制徴用被害者救済努力から言及した。尹大統領は「1974年に特別法を制定し8万3519件に対し請求権資金3億ドルの9.7%に該当する92億ウォンを、2007年に再び特別法を制定して7万8000件に対し約6500億ウォンをそれぞれ政府が財政で賠償した」と話した。続けて「日本は過去の軍国主義侵略者からいまはわれわれと普遍的価値を共有し、安保、経済、科学技術、世界的アジェンダで協力するパートナー」と繰り返し強調した。