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「SKオンのバッテリー」搭載したフォードのトラック、火災前にもバッテリー問題あった

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.20 09:08
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SKオンのバッテリーが搭載された米自動車大手フォードの電気ピックアップトラック「F-150ライトニング」が最近バッテリー火災による生産中止直前にも別の問題によりサービス措置に出ていたことがわかった。最近発生した火災の原因がバッテリーセルにあるのか、管理システムが含まれたパックにあるのかをめぐる議論が予想される。

米CNBC放送など現地メディアが19日に伝えたところによると、フォードは先月27日にすでに販売されたF-150ライトニングを対象に高電圧バッテリーの性能低下を予防するために部品を交換するサービスを始めた。約100台規模と少数に行われた今回の措置に対しフォードは「バッテリーモジュールの問題のため実施した」と説明した。

 
◇F-150ライトニング100台の部品交換

電気自動車バッテリーは組み立て単位によりセル、モジュール、パックに分かれる。セルを外部衝撃と熱や振動から保護するためのフレームに入れたものがモジュールで、このモジュールをまとめて各種制御・保護システムを装着したものがパックだ。SKオンは昨年7月にF-150ライトニング向けにバッテリーを供給するという内容を広報した当時、「セル」が使われると表現していた。これに対しフォードは2021年にSKオンと業務協約(MOU)を結んだ当時の資料に「モジュール」の供給を受けると表記した。

バッテリーの状態をリアルタイムで診断したり制御するシステム(BMS)は主にパックに取り付けられている。バッテリーメーカーは自動車メーカーの要求によって、セルだけ供給したり、BMSまで作ってパック全体を納品したりもする。電気自動車やエネルギー貯蔵装置(ESS)で火災が起きた時の原因がセルなのかパックなのかによって補償主体が変わるため、政府調査や法廷で長期間議論になる。2017年から販売されたヒョンデ(現代自動車)の「コナEV」は2021年にリコール決定が下されたが、火災原因がセルにあるのかそうでないのかに対し韓国政府とバッテリーメーカー間で意見は最後までまちまちだった。

フォードは今回の不良原因をバッテリーモジュールだと目星をつけながらも「最近の火災事故とは無関係だ。すでに措置が完了した事案」と明らかにした。現地メディアによると問題が発生した車は計器パネルに警告ランプが点灯した後に制限性能モードに変わり速度が低下したり、激しい場合には最初から止まってしまった。フォードの広報担当者は「今回の措置は安全リコールではなく該当車を所有する顧客がバッテリーの性能が低下しないよう助けるための先制措置だった」と説明した。

フォードは4日、ミシガン州ディアボーン工場外部の出庫待機場で保管中だったF-150ライトニングのバッテリーで火災が起きたことを受け、同モデルの生産と出庫を中断し独自の調査を進めている。バッテリーを供給したSKオンのジョージア工場も一部稼働を中止した。現在F-150ライトニングはすべてSKオンのジョージア第1工場で生産したNCM9バッテリーを搭載している。

◇電気自動車の火災原因はセルかパックか意見分かれる

SKオンはバッテリーモジュール形態でフォードに納品し、その後パックにパッケージングする作業はフォードが行う。SKオンは米国法人を通じ総額26億ドルを投資してジョージア州にバッテリー第1・第2工場を運営している。このうち9.8ギガワット時の生産能力を備えた第1工場は2019年に着工後、昨年から量産を始めた。

F-150ライトニングの火災原因がセルによるものなのか、パック単位で出たものかの結論は短期間に出ないかもしれない。韓国自動車研究院のイ・ハング研究委員は「問題があってもバッテリー火災の原因をセル単位まで即座に明らかにするのは難しい。こうした状況でフォードが中国のバッテリーメーカーCATLとも組むというので韓国企業の立場は複雑になりかねない」と話した。フォードは最近CATLと協力して米国に工場を作り価格が安いリン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーを生産する予定だと明らかにした。

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    2023.02.20 09:08
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    米フォードの電気ピックアップトラック「F-150ライトニング」。SKオンのNCM9バッテリーが使われる。[写真 フォード]
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