日本銀行新総裁に「中道派」…第2次大戦後初めての学者出身
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.15 07:26
日本銀行の黒田東彦総裁が10年ぶりに退く。低金利と金融緩和政策で景気浮揚を図った「アベノミクス」を後押しした人物だ。日本政府は14日、新総裁に植田和男元日本銀行審議委員を指名した。日本の金融・通貨政策に変化が予告された。
植田氏はマサチューセッツ工科大学(MIT)で経済学博士を取得した学者出身だ。1998年から2005年まで日銀政策委員会審議委員を務めた。植田氏が総裁に任命されるには国会の承認が必要だ。4月から始まる新総裁の任期は5年だ。植田氏が次期総裁になれば第2次世界大戦後初めての学者出身総裁となる。これまでは日本銀行や財務省(旧大蔵省)出身が総裁を務めてきた。