「安全資産」円の急落なぜ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.23 06:53
米ドルとスイスフランとともに安全資産の代名詞だった円が没落するのか。
「危機の時に円は上がる」という外国為替市場の公式が作動せずにいる。ウクライナ戦争勃発と原材料価格急騰など市場の不確実性が大きくなるのに、円は自由落下中だ。リスクを避けるために円を買うとむしろ損をする可能性が大きくなるという話だ。
22日午後4時基準で外国為替市場で円相場は1ドル=120円40銭に落ちた。2016年2月1日の120円98銭から6年1カ月ぶりの円安水準だ。ロシアがウクライナを侵攻した先月24日以降円は4.7%ほど下落した。今年強さを続けるドルと横ばい相場である人民元とは全く違う。