【コラム】「全国民アイデア登録制」でまた成長の奇跡を起こそう=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.14 15:37
「夢の中では君の顔を見る/その特別なところで君を守ろうと/今はさよならと言うしかないが/私たちの愛は永遠に続くだろう」。この歌の作詞家は誰だろうか。人工知能(AI)チャットGPTだ。筆者が「恋人と別れる状況の歌を書いてほしい」と要請すると、1番、2番とリフレーンがある長い曲の歌詞をこのAIがあっという間に作り出したのだ。
カラオケで自分の歌が歌われるたびに収入が生じる作詞家を目指していた人には衝撃的なことだろう。簡単な論文や詩も書くことができる。人間の知識労働のほとんど全領域で人間に代わるAIがもう自らの偉大さを見せ始めたのだ。数年前にAIアルファ碁が李世ドル(イ・セドル)九段に勝った当時、まだ自分の職業に脅威を感じていなかった多くの国民も、もう「対岸の火事」でないことを認識する状況を迎えた。こうしたAIと競争しなければいけない時代に、韓国は、国民は、若者は果たして何をして暮らしていけばよいのだろうか。