「韓国民主労総を抱き込むため…北が次官補級ベテランスパイ投入」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.26 10:08
北朝鮮が121万人にのぼる全国民主労働組合総連盟(民主労総)の指導部を抱き込むために投入した対南要員イ・グァンジンは「次官補級の独歩的ベテランのスパイ」だと、対北朝鮮情報筋が25日伝えた。
中央日報の取材を総合すると、安保捜査当局が民主労総スパイ組織の責任者の疑いで取り調べ中の組織局長Aが主に会った北朝鮮工作員は、2021年に清州(チョンジュ)スパイ集団事件の背後と明らかになった北朝鮮労働党傘下の対南工作機構、文化交流局所属のイ・グァンジン(旅券名キム・ドンジン)だ。当局は対南工作の実質的な指揮者としてイ・グァンジンに注目し、数年間の彼の動きを追跡している。