世界のパスポートランキングで韓国が１９９カ国のうち２位となった。

ＣＮＮは１０日、英国の国際交流コンサル会社ヘンリー・アンド・パートナーズが公開した２０２３年１－３月期の世界移動性報告書を引用してこのように報道した。

パスポートランキングは事前にビザを取得せずパスポートだけで入国できる国が何カ国あるかで決める。韓国は１９９カ国のうち１９２カ国を訪問できる。シンガポールは韓国と同じ２位タイとなった。１位は１９３カ国に訪問可能な日本だ。

昨年１－３月期には日本とシンガポールがそれぞれ１９２カ国で１位タイとなり、韓国はドイツとともに１９０カ国で２位タイを記録した。韓国のパスポートは２０１３年一時１３位に評価されたが、２０１８年からは世界２～３位を行き来して最上位圏を着実に維持している。

今年はアジア３カ国が３強を占める中でドイツとスペインが４位タイの１９０カ国で後に続いている。

次いでフィンランド、イタリア、ルクセンブルクが１８９カ国で６位、オーストリア、デンマーク、オランダ、スウェーデンが１８８カ国で９位、フランス、アイルランド、ポルトガル、英国が１８７カ国で１３位となった。米国は１８６カ国をビザなしで訪問でき、ベルギー、ニュージーランド、ノルウェー、スイス、チェコとともに１７位にランクされた。

北朝鮮はビザなしで訪問できる国が４０カ国にすぎない。１９９カ国のうち１９１位だ。北朝鮮より訪問できる国が少ない国は、ネパール、パレスチナ（３８カ国）、ソマリア（３５カ国）、イエメン（３４カ国）、パキスタン（３２カ国）、シリア（３０カ国）、イラク（２９カ国）、アフガニスタン（２７カ国）程度だ。

一方、ロシアはノービザで１１８カ国（８９位）、中国は８０カ国（１１２位）を訪問できる。国力と比較するとパスポートランキングは大きく低い方だ。