バイデン氏の個人事務所に機密文書…トランプ氏「押収捜索せよ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.11 10:02
ジョー・バイデン米大統領の個人事務所から副大統領在任時代に機密文書が発見され、当局が調査に乗り出した。ホワイトハウス機密文書搬出疑惑で自宅の押収捜索も受けたドナルド・トランプ前大統領は直ちに「ホワイトハウスも押収捜索せよ」と求めた。
9日(現地時間)、ニューヨークタイムズ(NYT)などによると、昨年11月2日、バイデン大統領の個人弁護士らは副大統領退任後の2017年半ばから2020年まで使用した個人事務所を整理していたところ、鍵がかかっていたクローゼットから機密文書10件余りを発見した。NYTは昨年11月8日、中間選挙を控えた時点に文書が発見されたが、当時公開されていたら政治的爆発力があっただろうと伝えた。1978年に制定された米大統領記録法によると、退任した大統領と副大統領などは、すべての公的資料を国立文書記録管理庁(NARA)に提出しなければならない。