海外旅行が回復し、コロナ禍前のように激安航空券が登場した。主な格安航空会社が公開した割引航空券は税金と燃油サーチャージを合わせても国内線の片道が２万ウォン（約２０００円）台、日本路線は５万ウォン台に過ぎない。

ティーウェイ航空は新年割引イベントを今月９～１５日に実施する。国内線５路線、国際線２６路線をすべて低価格で販売する。片道基準で国内線は最低２万３０００ウォン、日本路線は９万ウォン台だ。ベトナムのダナンをはじめ東南アジアの航空券も安い。最も安い航空券が片道１４万ウォン台だ。ただし、激安航空券は手荷物料金が別途に追加される場合があるので確認が必要だ。

昨年末、ティーウェイ航空は格安航空会社としては異例にオーストラリア・シドニー路線を就航した。原油価格の急騰と航空座席の供給不足で欧州や米州のような長距離航空券の価格が天井知らず急騰したが、ティーウェイ航空の割引航空券を予約すれば１００万ウォン以下でシドニーへの往復チケットを買うことができる。航空券の検索ボックスに割引コード「新年の願い」を入力すれば、３～１０％の追加割引もある。割引航空券は３月３１日までの搭乗が基準だ。

チェジュ航空は今年最大の割引イベント「チム特価」を今月１１～１７日に開催する。航空券の価格が他の航空会社より安い。国内線の片道の最低価格が２万１０００ウォンで、大阪・福岡など日本路線は５万ウォン台、中華圏は６万ウォン台、東南アジアは８万ウォン台で販売する。搭乗期間が３月２６日から１０月２８日までなので、春から秋の間の旅行を計画する人にはお得な商品だ。

概して航空券はホームページよりモバイルアプリで購入した方が安い。会員登録と同時にアプリでの追加割引が伴われる。チェジュ航空関係者は「昨年１２月の国際線の旅客実績がコロナ禍以前の２０１９年１２月の７０％を回復した」と話した。

エアソウルは１０日から３、４月出発の航空券の先着順割引販売を開始した。日本の大阪・福岡の片道航空券が最低７万ウォン台、ベトナムのダナンは最低１３万ウォン台、フィリピンのボラカイは１４万ウォン台だ。新規登録会員には１１日まで追加割引も提供する。エアソウルの飛行機に乗って日本に行くなら、機内食を事前に注文した方が良い。今年に入って日本路線でプルコギ、ハンバーグなど「ホットミール」の販売を開始した。ホットミールの事前注文は、優先座席指定のサービスも提供する。