「ロシア、国連機関長の落選のためにロビー」…ウクライナ戦を狙って国連舞台の水面下で圧力行使
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.09 10:24
ロシアが自国に批判的な報告書を出した国連傘下機関国連環境計画(UNEP)の事務局長に対する落選運動を水面下で展開していると、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が7日(現地時間)報じた。ロシアがウクライナ侵攻後、国際世論戦で優位を占めるため、国連舞台という古典的な圧迫術策を活用しているという。
FTは複数の国連外交筋を引用して「ロシアが昨年末、インガー・アンダーセンUNEP事務局長(64)の再任を推進するアントニオ・グテーレス国連事務総長の意思に公式に反対するという、いわゆる『政府立場文(non-paper)』を配布した」と伝えた。メディアはロシアの今回の試みが「ウクライナ侵攻を批判しようとする西側陣営の努力を挫折させようとする試みの一環」と強調した。