ロシアの秘密情報機関ＫＧＢ（国家保安委員会）で活動した女性がプーチン大統領について暴露した。



アリーア・ローザという名のこの女性は自身がロシアの元スパイと告白し、プーチンのウクライナ侵攻を非難して有名になった。

１０代でスパイの訓練を受け、ロシアでスパイ活動をし、任務遂行のために売春婦に偽装し、麻薬犯罪組織に潜入するなど平坦でない道を歩んできたが、現在は組織から脱出して米カリフォルニア州に定住し、広報会社を運営している。

ローザ氏は２７日（現地時間）、海外メディアを通じて、旧ソ連時代に自国国民を監視・統制し、対外諜報活動をした秘密警察および諜報組織ＫＧＢについて紹介した。プーチン大統領もＫＧＢで活動した経験があり、ソ連崩壊以降、ＫＧＢ出身者が政治、社会、経済要職を占めていると伝えた。

ＫＧＢではいくつかの技術を習うが、その中には「誘惑」技術があるという。異性を誘惑する方法、相手を心理的に操縦する方法、ロシア警察に情報を提供できるよう対話を誘導する方法などだ。

ローザ氏は「プーチンも私のように誘惑スキルを使う」とし、上着を脱いで馬に乗る写真をその例に挙げた。続いて「ロシアの女性はプーチンを見てセクシーだと感じ、男性は度胸があると考え、みんなに好かれるようにした」と説明した。

ローザ氏は「私たちの任務は単に世界でどんなことが起きているのかを見聞することだ。私たちはいつも聞いてばかりで、家族は私たちの二重生活を想像もできないはず」と伝えた。ウクライナ戦争については「プーチン大統領は自身の名声が傷つくことを心配して絶対に退かないはず」とし「彼は最後まで戦うだろう」と予想した。