「中国秘密警察署」問題の中華食堂、韓国国会のすぐ目の前で事務室運営
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.26 07:06
中国が韓国内の秘密警察組織の拠点として運営しているという疑惑が提起された江南(カンナム)の中華料理店が汝矣島(ヨイド)国会議事堂のすぐ目の前に支店事務室を出していたことが分かった。中央日報が該当中華料理店の運営主体である法人登記簿謄本を確認した結果、該当の法人は2020年12月に汝矣島の国会前大路に位置した建物9階に支店を出していた。23日に現場を確認した結果、該当建物9階には合計7社の入居企業があった。1階ロビーに案内されている関連の商号は中国メディア関連企業など2社だ。9階にはメディア業と関連したA社と中国の官営メディア「中国中央テレビ」ソウル支局の看板が同じ事務室の入口に並んで表示されていた。飲食業などを営む民間法人の支店が中国国営放送局とソウル事務室を共有しているのではないかという観測が出ている。
江南の中華料理店を運営する法人は設立初期には主要事業としてレストランおよび飲食品店舗直営業、国内外伝統公演および文化芸術行事業などを明示していた。その後、2018年11月には中国文化体験施設運営業などを、2020年9月には飲料およびたばこ卸小売業などを追加して事業領域を拡張したことが分かった。