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【コラム】年末、梨泰院の風景=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.23 15:49
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一年が終わろうとしている。一時的に和らいだ寒さはまた厳しくなった。

22日昼、地下鉄6号線の梨泰院(イテウォン)駅1番出口の階段を上ると鼻先がツンと冷たくなった。酷寒のためか、壁に貼られた心の痛むメモ用紙のためか分からない。

 
20メートルほど離れたハミルトンホテル横の小さな路地はまだ殺風景だった。歩行者らは158人が状況も把握できず命を落とした現場を避けた。路地の入り口に立つ若い機動警察は無表情だった。3年ぶりにマスクなく迎えるハロウィーンデーに大勢の人々が集まるという予測をもう少ししていれば、警察が路地進入を少しでも防いでいれば、112番救助電話にもう少し誠意を持って対応していれば、その時間に地下鉄が梨泰院駅を無停車通過していれば…短い瞬間に多くの仮定が頭の中を通過した。

狭い路地の片方の壁は写真とメッセージ、乾いた菊の花と飲料水などで埋まっていた。梨泰院駅付近に設けられていた公式追悼空間は惨事52日目の21日に片づけられた。15万人が訪れて2万5000本の菊の花と約1万件の追悼コメント、2000個ほどの追悼品を置いて行ったという。しかしまだ路地の壁にある追慕品は現場を離れていない。

梨泰院駅と次の駅の緑莎坪(ノクサピョン)までは500メートルにもならない短い距離だ。緑莎坪駅付近にある梨泰院の入口を知らせる青いアーチの一方の端に14日、市民焼香所が設置された。テントを立てただけの空間に遺族が同意した76人の遺影が置かれた。みんな明るい表情の若者であり、むしろ悲しさを深める。惨事がなかったとすれば今ごろはクリスマス前にときめいている年齢ではないだろうか。

焼香所は仏教の法要の四十九日を2日後に控えて設置された。死者の魂がこの期間を過ぎながら次の生に受ける縁が決まるとして7日ごとにする法要の最後の順序だ。宗教を問わず、この程度の時間が過ぎれば人々は故人に対する記憶を胸に刻んでまた日常生活に戻る。ところが焼香所の周辺の風景はまだそのような準備ができていない事実を鮮明に見せている。焼香所の10メートル前には保守団体のトラックとテントがある。その近くに設置された横断幕には「昨年の死亡者31万余人、孤独死3378人、交通事故による死亡者2916人」という数値と「このような死亡も国が責任を取って大統領が謝罪しなければいけないのか」と書かれている。拡声器がなくても対話の声が聞こえる事実上の一つの空間で、遺族らは向き合う人たちから毎日「2次加害」を受けると訴える。

当初、遺族の要求は誠意のある謝罪と責任者の問責・処罰ほどだった。大統領と政府は捜査で責任を明白にするのが先だとし、象徴的な人事措置要求も後回しにした。ところが警察に任せたセルフ捜査は50日以上も空転している。その日の現場責任者である李林宰(イ・イムジェ)元龍山署長に対する拘束令状さえも棄却され、最近、令状が再請求された状態だ。その上層部に対する捜査はあり得ないようだ。

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