【韓国梨泰院圧死事故】医療陣「到着時すでに遺体50~60体」「心肺蘇生術ゴールデンタイム逃したか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.31 07:39
「最初に到着した時、横たわっている遺体を見てとても驚きました」。
30日午前0時29分、梨泰院(イテウォン)の事故現場を目撃した高麗(コリョ)大学のイ・シジン教授は当時の残酷な心境をこのように伝えた。イ教授の目の前にはすでに50~60人の遺体があったという。
イ教授が現場に出動したのは病院内の救急医療センターから災害医療支援チーム(DMAT)出動要請が入ってきたためだ。イ教授は「(保健所から)初期対応チームが出発し、対応しきれないと判断されれば圏域救急センターに連絡しDMATに出動要請を出す」と当時の緊迫した状況を説明した。