粗末なミニ小袋入りの錠剤をお金を出して買う? コロナ深刻な中国に「ジップロック解熱剤」登場
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.21 16:06
防疫緩和以降、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)感染が急増している中国で薬品の品薄現象が明確な中で、検証されていない薬を購入して服用した人が増加している。
20日(現地時間)、現地SNSを確認すると「解熱剤」と書かれたジップロックの袋に少量ずつ分けて入れられた数十粒の薬が5元(約95円)で販売されているかと思えば、説明書や詳細事項など何も書かれていない白いボックスを解熱剤だとして販売しているという投稿が見られる。ネット上では「全身がきしむように痛み、高熱が出て1時間以上待ったが、幸いイブプロフェンなど薬を買うことができた。ただし箱は真っ白で注意事項や説明書など何も書かれていない」として関連写真をSNSに投稿した。イブプロフェンは代表的な解熱・消炎・鎮痛剤だ。