負債にあえぐ韓国の中高年…所得5.4%増える間に負債は11.6%増加
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.21 08:24
経済の腰と呼ばれる40~64歳の中高年層の借入が1年間で急増したことがわかった。所得が増える速度より借金が増える速度がはるかに急だった。特に住宅を所有する中高年の借入の中央値が初めて1億ウォンを超えた。
統計庁が20日に発表した2021年中高年層行政統計によると、昨年の40~64歳の人口は2018万2000人で、前年より9万6000人増えた。全人口で中高年が占める割合は40.3%だ。このうち77.1%は労働・事業所得があることが明らかになった。前年の76.4%より所得がある割合が増えた。
昨年所得があった中高年の平均所得は3890万ウォンで、前年の3692万ウォンより5.4%増加した。同じ中高年でも年齢帯により平均所得の差が大きいことがわかった。40代後半の平均所得が4239万ウォンで最も多く、60代初めが2646万ウォンで最も少なかった。40代後半で平均所得がピークに達し、その後年齢が高くなるほど平均所得が減る構造だ。