「ストレートヘアの女性を見ると…」梨泰院惨事フラッシュバック、時間経過してやってくる
ⓒ 中央日報日本語版2022.12.16 13:37
「赤色や長いストレートヘアで痩せ型の女性を見ると今でも動悸がします」
韓国梨泰院(イテウォン)惨事当時、現場で救急隊員の心肺蘇生術(CPR)を助けて負傷者のケアをサポートした40代女性のキムさんは事故発生から48日が経過した12月15日、「マネキンのように人が横になっていた事故現場の姿がまだ生々しく(脳裏に焼き付いている)」とし、そのトラウマを訴えた。キムさんは梨泰院駅付近で仕事をしているときに事故の知らせを聞いて事務室を出て負傷者の救助を助けた。キムさんは「事故直後には実感があまりわかなかったためか大丈夫だったが、時間が過ぎるとトラウマが徐々に出てきた」とし「事故の記憶が蘇るのではないかと思ってニュースも避け、事故現場への訪問も最大限自制している」と話した。キムさんは1カ月以上にわたり4~5日に1回ずつ精神科専門医を訪れて相談と薬の処方を受けて日常を耐えていた。