遺体のまま見つかった梨泰院惨事の10代生存者…「PTSD管理の強化を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.15 15:32
韓国の梨泰院(イテウォン)惨事の生存者である10代の高校生がトラウマを克服できずに亡くなったことに関連し、大韓精神健康医学科医師会は梨泰院惨事生存者の外傷後ストレス障害(PTSD)の管理強化の必要性を強調した。
15日、医師会は「黄金と同じくらい大切な命、これ以上失わないように」と題するコメントを出して「PTSDは自身や他人の実際的な死や死に対する脅威、深刻な傷害、精神的または身体的安寧を脅かす事件を経験したり目撃したりした時に生じることがある」とし「事件に対して恐怖を感じて、事件後も継続的な再経験を通じて苦痛を感じる。PTSDを経験する人々は事件が終わってもまるで終わっていないかのように感じてその場に留まっている」と説明した。