【社説】中国コロナ長期化に備えて風邪薬対策を=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.14 10:45
中国の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)防疫解除の余波が尋常ではない。北京の発熱患者が1週間で16倍急増したという。インフルエンザ類似患者も大きく増えている。発熱患者は診療と薬品購入に困難を強いられており、解熱鎮痛剤のような風邪薬の需要が急増している。韓国も13日、新規感染者が8万6852人発生した。9月14日以降、90日ぶり最多となった。
国内状況にもうまく対処しなければならないが、中国の状況に対してさらに敏感に動かなければならない。防疫緩和は必須的に感染者増加を引き起こし、風邪薬の需要を今よりはるかに引き上げることは目に見えている。そうなれば中国は風邪薬の原料を自国内の製薬会社にまず供給し、外国への輸出を減らす可能性が高い。韓国は中国を含めて、インド・米国・日本などから原料を輸入している。国内生産原料はほとんどない。