【コラム】「これは運命」…「李舜臣の最期」発見、日本で生まれ育ったこの人(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.12 13:54
◆「大統暦の返還は運命のよう」
キム教授は日本で生まれて育った。キム教授の父の故郷は全羅南道海南門内面先頭里(ヘナム・ムンネミョン・ソンドゥリ)で、鳴梁(ミョンニャン)海峽があるところだ。村には李舜臣将軍の鳴梁大捷碑(宝物第503号)があったが、日帝強占期に強制撤去された。キム教授は「当時総督府だった光化門(クァンファムン)景福宮(キョンボックン)の裏庭に碑石が倒れているのを父が発見して米軍に連絡したと聞いた」と話した。続いて「伯父が地域の人たちと農楽隊を組織して全国を巡回しながら、お金を集めて大捷碑が元の位置に戻り、碑閣を守る年配の方たちも同じ門中だった」と説明した。