ドイツのベンツ工場、ベルトコンベヤーの代わりに「ロボット」が400台…韓国も製造業革新の転換が必要(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.12 10:44
政府と企業が息を合わせるのも注視すべき部分だ。ドイツは早くから「インダストリー4.0」というビジョンを掲げて官民がともに製造業革新に出た。ドイツのデジタル省と人工知能研究所(DFKI)が主導し、シーメンス、ボッシュ、SAPなどそうそうたる民間企業がともにする「プラットフォーム・インダストリー4.0」を通じて細部戦略を具体化している。これに加えてアクションプラン「ミッテルシュタント4.0」を稼動し中小企業の参加を拡大した。産業生態系全体を合わせたプラットフォーム開発にも力を入れている。
世界的なビッグテック企業を保有する米国はDXのトップランナーだ。2011年の先端製造パートナーシップ(AMP)をはじめ今年のインフレ抑制法に至るまで、製造業復活の旗印を高く掲げた。このほかにフランスが「インダストリー・オブ・ザ・フューチャー」、中国が「中国製造2025」、日本が「イノベーション25」、カナダが「インダストリー2030」など、名前は異なるが製造業分野で革命的転機を作るという目標を立てている。