中国が支援した肥料55万トン、北朝鮮「狂人賭博」の“掛け金”に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.08 07:25
北朝鮮は今年だけで計63発の弾道ミサイルを試験発射した。このうち46発は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領就任後に発射された。「力による平和」を強調してきた尹大統領に対して、4日に一度の頻度でミサイル挑発を敢行したといえる。そのうえ北朝鮮は金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の決断さえあればいつでも核弾頭小型化のための7回目の核実験に出る準備を終えた状態だ。北朝鮮が核・ミサイル高度化を加速させ、尹錫悦政府は歴代最高水準の安保リスクに向き合うことになった。
今年北朝鮮が敢行したミサイル挑発の回数と強度は従来とは比較できないほどだ。金委員長は2011年の執権以降、通常1年に10~20発のミサイルを試験発射してきた。これを勘案すると、今年北朝鮮のミサイル挑発状況は「非正常的に(extraordinary)多くの武器試験」(今月3日、アブリル・ヘインズ米国家情報局局長)に該当する。