韓国の世帯負債9000万ウォン突破…20代の負債は41%急増(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.02 07:10
今年、1世帯当たりの平均負債が初めて9000万ウォン(約938万円)を超えた。10年前までは5000万ウォン台前半だった家計負債が1億ウォンに近づいている。物価高に金利まで急騰し、韓国経済に家計負債の負担が急増しているという赤信号が灯った。また、今年初めまで住宅価格が急激に上昇した余波で資産格差がさらに激しくなったことが分かった。
統計庁、金融監督院、韓国銀行が1日発表した「2022年家計金融福祉調査」によると、今年の全世帯の平均負債は9170万ウォン(3月基準)で、昨年より368万ウォン(4.2%)増加した。平均資産は5億4772万ウォンで、資産から負債を差し引いた純資産は4億5602万ウォンとなった。