米共和党「中国、ソフトパワーを活用して韓国で影響力を高める」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.25 11:35
米下院外交委員会の共和党議員らが22日(現地時間)、中国が全世界に影響力を拡大するために行った活動と投資を深層評価した「中国共産党(CCP)の世界的な悪性影響力暴露」報告書を発表した。
下院外交委共和党幹事のマイケル・マッコール下院議員が作成を主導した同報告書は、中国共産党が世界各国で経済力・軍事力などのハードパワーとマスコミ・文化などのソフトパワーを活用して中国に対する肯定的な認識を植えつけようと試みた事例を具体的に列挙した。共和党は来年下院の多数党になり、マッコール議員は下院外交委員長選任が有力だ。
韓国ではメディア交流、姉妹都市提携、(中国語と文化を教える)孔子学院などを通じて中国に友好的な世論を作ろうと試みた」と指摘した。報告書は中国が自国内でメディアの自由と情報の自由を危険なものと分類しているが、外国記者たちには「言論協力」を装った活動をしてきたと明らかにした。中国政府は2002~2017年に東アジア・太平洋地域のジャーナリストを招待するメディア行事を82回にわたって開催したが、そのうち41%は韓国・日本・インドネシア・フィリピンのような民主主義国家で活動するジャーナリストを対象にしたと指摘した。