韓国製1号ワクチンの涙…SKバイオサイエンスのワクチン、2カ月で廃棄の危機(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.24 09:53
韓国バイオ医薬品のSKバイオサイエンスが9月に発売した国産第1号新型コロナワクチン「スカイコビワン(SKYCovione)」の完成品生産を開始から2カ月で一時中断した。すでに韓国では全国民の87%が基礎接種(1・2次)を完了しているうえに海外ではまだ品目許可が下りず需要が低調なためだ。疾病管理庁は初度物量61万回分だけでなく、まだ導入されていない残り940万回分も改良ワクチンとして出てこないならすべて廃棄処分になる可能性があると明らかにした。
◇国産第1号ワクチン「スカイコビワン」、4000人余り接種にとどまる
23日SKバイオサイエンスは接種率が低調なため自主開発した新型コロナワクチン「スカイコビワン」完成品を生産していないと公示した。これに先立ち6月29日に国内品目許可を取得した後に政府との先行購入契約によって9月に61万回分を初度物量として供給してからまだ2カ月しか経っていない。ただしSKバイオサイエンスはワクチン生産が中断されたわけではないと強調した。SKバイオサイエンス関係者は「ワクチンは原液と完製に区分して生産するが、完製で作る場合は有効期限が短い。