<インタビュー>梨泰院惨事を見た日本の安全専門家、川口教授の注意点(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.11 09:40
--最近のように技術が発展した世の中で発生し得ることなのか。多くの人が衝撃を受けている。
「日本の場合も1950年代から群集事故が多かった。1956年に新潟県で124人が死亡する事故があった。それで事前に計画を立てようという考えを抱くことになった。しかし2001年に明石市で大事故が発生し、日本の事故対応は十分でなかったという深い反省があり、徹底的に再整備しようという声が高まった。兵庫県警は事故の翌年「雑踏警備案内書」を作成し、現在も誰でも見ることができるようにホームページに公開している。(※案内書は密集事故を体験した人たちの証言で始まる。兵庫県警は各大学との研究結果などに基づいて計120ページの指針を作成した。群衆誘導時には「平易な言葉で、短文で、結論を先に」などの内容からマイクの使用、突発状況時の語調まで詳細に記録されている)このような影響で行事の数カ月前から人波の方向、規模、時間帯などを徹底的に分析する。例えば道と道が交差するところは危険だが、このような場合には進入禁止にするか、一方通行にするかポイント別に徹底的に分析して対策を立てる形でしている」