梨泰院惨事、国家・自治警察が責任押し付け合い…混乱深めた自治警察制
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.08 10:37
ソウル警察庁の緊急救助支援業務を一次的に指揮・監督するソウル市自治警察委員会が、ソウル市から梨泰院(イテウォン)圧死惨事に関する報告を遅く受けていたことが明らかになった。自治警察委が要請するまで警察は惨事について自治警察委と共有せず、状況の報告を受けた自治警察委も翌日朝になって関連案件を審議した。昨年7月からの自治警察制施行で、市・道警察委員会が災難時に警察の緊急救助支援の有無を決定・監督する機能を担当することになった。混雑状況を管理する警備・交通などは自治警察の業務だが、災難現場と接する可能性が高い地区隊と派出所は国家警察所属であり、混乱したという指摘が出ている。