造船除いて全部「曇り」…韓国主力産業の見通し暗い
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.08 08:20
石油化学「雨曇り」、半導体・自動車・鉄鋼「雲多い」、造船・機械「晴れ」。
業種別専門家らが出した韓国の主力産業の来年の「気象予報」だ。全国経済人連合会は7日、全経連会館で「荒波の韓国経済、見通しと診断」を主題に「2023年経済・産業見通しセミナー」を開き、「造船を除いた韓国の主力産業はいずれも容易でない1年を送るだろう」という暗い見通しを出した。
来年の韓国主力産業のうち、造船・機械業種だけが好調を継続すると予想された。造船はカタールLNG運搬船の受注残とモザンビークのプロジェクトなど世界的なLNG運搬船発注増加傾向にともなう新造船価格上昇が4-6月期まで続き業績改善が期待された。特に来年7-9月期から世界のエネルギー需要回復と中国の石油精製工場稼動率上昇にともなうタンカー発注再開により年間を通じて活気が出ると予想された。ここに主要国の軍備増強で防衛産業と電力機器の受注拡大が肯定的な影響を及ぼすという分析が出ている。