「地獄の地下鉄」に慣れた韓国サラリーマンの日常…圧死の認識さえなかった(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.03 09:12
「ソウルの人々は密集空間に慣れているため混雑する梨泰院(イテウォン)の通りから危険を察知することができなかった可能性もある」(ジュリエット・カイエム元米国土安全保障省次官補、先月30日CNNインタビュー)。ハロウィンの週末に156人の命を奪った梨泰院惨事が世界の耳目を集めながら、海外では「群衆密集=危険」という認識の不在が事故の原因になったとしている。
国際社会の指摘が相次ぐと、1日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領も国務会議で「韓国社会はまだ人波管理または群衆管理というクラウドマネジメントに対する体系的な研究開発が非常に不足しているのが実情」と述べた。