【社説】習近平3期目「チャイナリスク」は韓国にも直撃弾
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.26 10:35
中国の習近平3期体制スタート直後に「チャイナリスク」が急浮上し金融市場が揺れ動いている。香港証券市場のハンセン指数は一昨日だけで6.4%急落した。世界的金融危機で衝撃を受けた2009年4月から13年6カ月ぶりの安値を記録した。きのうは取引時間中に一時1万5000を割り込み不安な姿を見せた。香港金融市場は中国企業が世界の投資家から資金を調達する際に窓口になる所だ。
銘柄別ではビッグテック(大型技術企業)の株価下落幅が大きかった。アリババ、JDドットコムなど米国証券市場に上場した5大中国企業の時価総額は一昨日521億ドル縮小した。中国の通貨価値も揺れている。上海外国為替市場で人民元相場は約15年ぶりの安値水準で取引された。中国当局の統制を受けない域外市場で人民元相場は過去最安の1ドル=7.3元台まで押された。