【時論】NHK避難放送の時に韓国の公営放送はトークショー
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.12 08:28
北朝鮮が最近になって2日に1回のペースでミサイル挑発をしている。核先制攻撃を法制化し、日本列島を通過する中距離弾道ミサイル(IRBM)を発射した。戦闘機と爆撃機は戦術措置線に近接飛行したし、約150機の戦闘機を同時に発進させた。ついに探知が容易ではない貯水池から潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を撃った。予想できない奇異な方法を動員して韓米軍当局を当惑させた。北朝鮮のこのような相次ぐ挑発は実質的な安保脅威で、深刻な国家安保危機状況として認識しなくてはならない。野党が連日の「親日」発言で焦点を曇らせている場合ではない。
今月4日午前、北朝鮮が日本列島を横切る射程距離4500キロメートルのIRBMを発射した当日、NHK放送は北海道・青森地域に緊急避難放送を流し、住民に急いで避難するように案内した。同じ時刻、韓国の公営放送は平常時と同様にドラマとトークショーを放送した。安保不感症をそのまま晒す格好となった。