クリミア大橋爆破のミステリー...ロシア「ウクライナ特殊部隊のトラック利用」一部「橋の下で爆発」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.11 08:10
今月8日(現地時間)に起きたクリミア大橋(ケルチ海峡大橋)爆破事件についてロシアのプーチン大統領はウクライナ特殊機関の仕業だと非難したが、ミステリーな点が多いとBBCとフィナンシャルタイムズ(FT)が9日報じた。事件の背後はもとより、爆発の経緯自体も迷宮として残る可能性がある。
ロシアは、クリミア大橋の車両用橋梁を通過していたトラックから爆弾が爆発し、橋梁の一部が崩れ、近くのタンカーに火が燃え移ったとし、これがウクライナ側の仕業だと主張した。ロシア政府調査委員会のアレクサンドル・バストリキン委員長は「ウクライナ特殊機関がロシアの主要民間インフラ施設を破壊しようとする目的でこれを準備した」とし「該当トラックはブルガリア・ジョージア・アルメニア・北オセチア・クラスノダールなどを通過した。トラックを運転し、テロ行為を組織した容疑者の身元を把握した」と明らかにした。