庶民の「融資窓口」カードローンが半年間に1兆4000億ウォン増加=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.05 15:59
2年前に年3%台序盤だった住宅資金融資の金利が最近5.6%に上昇し、生活費が足りなくなった会社員A氏(30)はカードローンを調べたが、悩みが深まった。100万ウォン(約10万円)未満の少額融資であるうえ、年10%を超える金利がつくからだ。A氏は「金利が高いが生活費が足りないのでカードローンを利用するしかなかった」とし「稼いだお金はほとんどが返済で消えるため借金が増えて心配だ」と語った。
庶民の「融資窓口」カードローンの残高が今年に入って増えている。張恵英(チャン・ヘヨン)正義党議員室の資料によると、今年6月末基準で国民・サムスン・新韓・現代カード4社のカードローン残高は半年間で1兆4645億ウォン(約1490億円)増えて25兆3756億ウォンとなった。残高基準で6カ月間に増えた金額が昨年1年間の増加額(1兆918億ウォン)を超えた。