【進撃の韓国防産】韓国の防衛産業に国際社会の耳目が集中(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.25 12:20
ウクライナ戦争など国際情勢が揺れ動いて韓国の防衛産業に国際社会の耳目が集中している。長い歴史で見れば韓国の兵器はすでに世界的水準だった。最近人気を呼んだ映画『閑山:龍の出現』に出てくる亀甲船は当時他の国では考えることもできない斬新なアイデアの兵器だった。戦艦に覆いをかぶせて倭軍の乱入を防ぎ、松で作った亀甲船は材質が弱い杉で作られた倭軍の戦線に突っ込んで破壊した。亀甲船に装着した艦砲は壬辰倭乱(文禄慶長の役)が勃発する80年前に朝鮮軍が開発したもので、当時の倭軍に亀甲船と艦砲は十分に恐怖の兵器だった。
こうした韓国人の天性の兵器製作技術が時代を跳び超えて現代に再び発現している様相だ。最近になりポーランドをはじめスウェーデン、フィンランド、トルコ、エジプトなど各国が韓国の兵器に注いでいる大きな関心がこれを証明してくれる。韓国の兵器のうち最も関心を集めるのはK2戦車だ。陸軍が保有する米国製M48戦車を置き換えるために開発されたこの戦車は2014年に陸軍に配置され始めた。当初600台ほどを生産する計画だったが、予算などの問題で400台ほどに減った。これにより最後のロットだけ生産すればラインを止めなくてはならない状況だった。