【コラム】歴史・文化の青瓦台、ソウルの新しいランドマークの可能性(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.22 16:14
権力の空間だった青瓦台(チョンワデ、旧大統領府)が市民の元に戻ってから4カ月が過ぎた。朝鮮時代の景福宮(キョンボックン)後苑、日帝強占期の朝鮮総督官邸を経て歴代大統領が起居するなど歴史の栄誉と恥辱が宿ったところだ。今月15日までに青瓦台を訪れた人は182万人。一日平均1万人、週末には一日平均2万人が観覧した。爆発的な関心だ。開放初期に人々が殺到して便宜施設の不備や境内毀損の憂慮もあったが今では安定的段階に入った。
青瓦台の臨時管理を担当している文化財庁は15日、「持続的な施設拡充と整備で一次的な観覧環境は造成された状態」とし「観覧区域や動線を調整して、柵(ガイドライン)の設置などを通して文化遺産や青瓦台施設の毀損なく開放・管理している」と明らかにした。
◆文化財専門家vs美術界対立