慰安婦・徴用強制性を比較的正確に記述した日本の歴史教科書、採択率1位に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.20 10:44
旧日本軍慰安婦動員の強制性を比較的正確に記述した教科書が来年の高等学校歴史教科書の採択率で1位を記録したことが分かった。日本政界が韓半島(朝鮮半島)に対する日本の加害行為を縮小する方向で歴史歪曲(わいきょく)に乗り出しているが、教育現場ではバランスの取れた歴史教育に重きを置いているという意味だ。
文部科学省が集計した2022年度(2022年4月~2023年3月)の高等学校教科書需要によると、来年新設される「歴史総合」科目で山川出版社から出ている教科書『歴史総合 近代から現代へ』の採択率が21.2%で最も高かった。同じ出版社の『現代の歴史総合 みる・読みとく・考える』が13.9%で3位、『わたしたちの歴史 日本から世界』が6.6%で6位だった。
歴史総合科目で山川出版社の3種類の教科書が採択率合計41.7%を記録して約33万人の高校生がこの教科書を使うことになった。