Uターン企業の代表は日雇いになった…「韓国に戻ってくるな」という彼の涙(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.22 08:26
1990年代末から中国の青島で空気圧縮機(エアコンプレッサー)を製作してきたコソンコンプレッサーは2015年に韓国に戻ることを決めた。中国政府が自国企業を優遇し、中国内の環境規制が厳格になったためだ。会社は従業員1人当たり1050万ウォンの雇用補助金と立地補助金40%、設備投資補助金24%などの支援を受けることにして忠清南道(チュンチョンナムド)のある自治体とUターン企業支援了解覚書(MOU)を締結した。だが一部事業の支障により新規採用日程が遅れたという理由で当初受けられるはずだった補助金総額16億ウォンのうち14億ウォンを受け取れなかった。
同社のミン・ドクヒョン元代表は「3カ月以内に40人を新規雇用すれば補助金が全額支払われるが、工場を着工する前にそれだけの数をどうして採用できるのか。補助金がなくなって資金圧迫が激しくなり、結局70億ウォンを投じて作った工場を競売で明け渡さなければならなくなった」と苦々しげに語った。会社をたたんだ彼は現在日雇いで生計を維持している。彼は「インドネシアやタイで過去の取引先とともに再起する夢を見ている。海外で事業が大変だからと韓国に戻ろうとする企業には追いかけて行って止めたい」と話した。