「日米は1年間に数百社がUターン、韓国は16社だけ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.08 10:26
米国や日本では海外から自国に戻るUターン企業が毎年数百社にのぼるが、韓国は10社ほどにすぎないことが分かった。韓国貿易協会は7日、こうした内容の報告書「第4次産業革命時代、製造業技術革新とリショアリング」を出した。貿易協会の報告書によると、韓国国内Uターン企業数は20社(2014年)→3社(15年)→12社(16年)→4社(17年)→9社(18年)→16社(19年)と毎年少ない。
米国と日本のUターン企業は毎年急増している。海外に進出して米国に戻った企業は2010年は95社にすぎなかったが、18年には886社に増えた。8年間に9倍以上に増えた。貿易協会は米国のUターン企業が今後さらに増えると予想している。貿易協会のカン・ネヨン研究員は「新型コロナ以降に発表した米政府の景気浮揚策に6000万ドル規模のUターン企業インセンティブが含まれるなどリショアリング(Reshoring、製造業の本国回帰)を積極的に誘導している」と説明した。