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韓銀「ロシアが対EUガス供給停止なら韓国造船・半導体も打撃」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.15 16:03
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ロシアのエネルギー武器化で韓国の自動車・半導体など主要産業の生産にも支障が生じるという分析があった。ロシアの天然ガス供給停止で欧州連合(EU)企業が困難に直面する場合、主要核心部品の調達が難しくなるという理由からだ。

韓国銀行(韓銀)は15日、こうした内容の報告書「BOKイシューノート:ロシアによるガス供給停止関連のEUの生産支障および国内産業リスク点検」を出した。

 
報告書によると、EUから輸入する品目のうち輸入依存度が80%を超える輸入依存脆弱品目は2021年基準で392件と集計された。米国(484件)、日本(424件)と似た水準だ。一部の核心装備・部品はEUへの依存度が高いうえ、代替品の確保が難しい。EU内で生産に支障が生じる場合、尿素水不足当時のように韓国経済にも大きな打撃を与えかねない。

特にこうした品目は韓国の主力産業の造船・半導体・自動車などと緊密な関係がある。造船業はドイツなどから船舶エンジンと自動位置維持装置(DPS)を主に輸入する。報告書は「船舶関連の欧州産部品の輸入に支障が生じれば、国内造船業況の回復に制約要因として作用するおそれがある」と予想した。

半導体は欧州の生産支障で設備投資への影響が考えられる。オランダのASMLはメモリー半導体とファウンドリー微細工程に必要な核心設備、極端紫外線(EUV)露光装備を供給する唯一の企業だ。報告書は「半導体装備の輸入が韓国経済の生産能力(設備投資)に大きな影響を及ぼすだけに、欧州内で生産への支障が発生すれば国内の設備投資も大きく制約されるとみられる」と分析した。

自動車は車載用半導体シェア1、2位企業が共に欧州にある。独インフィニオンとオランダNXPの生産に影響が及ぶ場合、韓国国内での自動車生産がさらに遅れる。このほかEUの自動車生産が減少する場合、韓国の主要輸出品目である自動車部品とバッテリー産業も影響を受ける。

化学と鉄鋼は生産コストの負担が膨らむ。化学は世界的な供給過剰でコスト上昇を製品価格に転嫁できない状況で、ナフタなど原材料価格がさらに上昇する場合、収益性の悪化が懸念される。天然ガス価格の上昇で原油への代替需要が増える場合、国際原油価格が上昇してナフタの価格も上がる可能性がある。

韓銀は「韓国はエネルギーの輸入依存度が高く、これまでの積極的なグローバルサプライチェーン(GVC)参加で海外サプライチェーン衝撃にもかなり露出している」とし「ロシアのガス供給停止による経済衝撃に備えるためには、エネルギー需給安定努力を強化する一方、韓国経済への影響が大きい輸入品目を中心に先制的な在庫確保、輸入先多角化などの努力が求められる」と明らかにした。

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