韓国少女像前で117回目の重複集会…打つ手なしの警察(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.15 08:38
14日、ソウル鍾路区(チョンノグ)の平和の少女像前ではトラック一台を間に挟んで進歩団体と保守団体のそれぞれ違う声が正面からぶつかった。
1561回目を迎えた水曜デモ日であるこの日午後12時、進歩志向団体「反日行動」は少女像前で「親日行為の尹錫悦(ユン・ソクヨル)連中の清算、日本軍性奴隷制問題の徹底解決要求記者会見」を開催した。同じ時間、「新自由連帯」など保守志向の4団体は少女像から右へ20歩離れたところで「慰安婦詐欺中断要求集会」を開いた。進歩団体の親日勢力清算と保守団体の少女像撤去主張が交錯した少女像近隣はこの日緊張感が漂った。11日夜に新自由連帯などが少女像前で奇襲集会を開いて反日行動のメンバーが反発するという一件があったが、その後開かれた最初の水曜デモだったためだ。
この日、反日行動は少女像前で開かれた記者会見で「親日極右の度を越した少女像政治テロ行為に驚きを禁じえない」と述べた。また、警察を「親日警察」と規定して「警察はテロを直接制止せずに事実上葛藤をあおり、被害を大きくした」と主張した。反日行動の記者会見が行われている間、トラック一台を間に挟んで陣取っていた新自由連帯側は「自由大韓民国から赤を追い出そう」「(反日行動関係者たちを)連行していってください」と言って声を高めた。