【コラム】軽空母事業を中断するのか=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.02 11:41
韓国政府が来年度国防予算案を今年度比4.6%増の57兆1268億ウォン(約5兆9130億円)で編成したが、軽空母予算を一銭も反映しなかった。防衛事業庁の関係者は「関連予算が反映されなかったからといって軽空母事業の中断を意味するのではない」とし「垂直離着陸型戦闘機の所要検証、艦載用戦闘機の国内開発の可能性など深く検討した後に事業方向を決定する予定」と説明した。
しかし軽空母事業は事実上、白紙になる危機を迎えた。昨年末、当時与党だった共に民主党が国会本会議で単独で通過させた今年の軽空母事業予算には、基本設計着手などに72億ウォンを配分したが、政権が交代して軍は基本設計の入札を先延ばしし、来年度予算では全額削減した。尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権は2兆ウォン以上かかる軽空母事業の費用に対する効果が大きくないと判断するようだ。