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【社説】韓国戦争「南侵」の表現をなくした左偏向教育過程の見直しを=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.01 15:02
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韓国教育部が一昨日に公開した「2022年改正韓国史教育課程」試案は歴史歪曲(わいきょく)と偏った見方で綴られている。教育課程により教科書を作り、市道教育監が教育基準を決めるという点で学生に誤った歴史観を植え付けかねず懸念される。

内容を見ると暗澹な気持ちになる。論争の余地のない客観的事実まで無視し、憲法とも衝突する偏向した見方ばかりだ。研究責任者が「柳寛順(ユ・グァンスン)は親日派が作った英雄」という発言で物議をかもした人なので、教育課程開発の最初のボタンからかけ間違えているという批判が出ている。

 
最も大きな間違いは韓国戦争(朝鮮戦争)に関連して「南侵」(南への侵略)という表現を削除したことだ。これは北朝鮮の侵略事実を隠すことによって歪曲(わいきょく)を生む。特に「李承晩(イ・スンマン)が侵略を誘導した」のような1980年代運動圏の修正主義歴史観が再び登場する口実を提供しかねない。

「南侵」はすでに論争が終わった事案だ。ニキータ・フルシチョフ元ソ連共産党書記長は1970年に米国で出版した回顧録で「金日成(キム・イルソン)が1949年からスターリンを訪ねてきて南侵を主張し、スターリンは黙認した」と明らかにした。1993年ロシア文書保管所では「南侵」を立証する決定的文書まで見つかった。

今はロシア教科書も「南侵」を明示している。しかし文在寅(ムン・ジェイン)政府は2018年教育課程改正時も「南侵」という表現を削除しようとした。世論の反発で取りやめになったものの、同じ論争が繰り返されている。

「自由民主主義」から「自由」を削除したことも問題だ。2018年にも「自由」を外そうとしたが批判世論の末、憲法前文の「自由民主的基本秩序」という表現を入れた。しかし今度はこれすらも外してしまった。「自由」の削除を主張する人々は「民主主義には自由主義が内包されていて必要ない」あるいは「自由は南北対立を強調する用語」だという。

だが、自由民主主義は単に北朝鮮との体制競争のためだけに使っている言葉ではない。自由主義が抜け落ちた民主主義の危うさを警告する意味が大きい。民主主義は多数決という意志決定方式の特性上、多数の横暴に流れる危うさを持ち合わせている。このために「権力の限界を規定し、多数の横暴を防ぐ」(『自由な』)自由主義があってこそ「立法独走」や「ポピュリズム」のような反知性主義を牽制(けんせい)することができる。

憲法が「自由民主的基本秩序」という表現を明示したのも同じ理由だ。自由主義を強調してきた尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府が歴史を歪曲し、古い法秩序を無視する内容の教育課程を発表した。以前の政府から始まった研究だが、発足100日も経った時点で言い訳は通じない。教育部に大きな問題がある。客観的事実さえ歪曲し、偏向した歴史観を注入する教育課程の試案は早急に見直すべきだ。

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    2022.09.01 15:02
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    1994年、韓露首脳会談で金泳三(キム・ヨンサム)大統領がエリツィン大統領から韓国戦争(朝鮮戦争)記録の複写本を受け取っている。この記録には北朝鮮の「南侵(南への侵略)」事実が明示されている。[写真 中央フォト]
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