ロシア、ウクライナの未来を暗くした…巨額の資源埋蔵地を掌握(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.12 09:39
ウクライナ東部ドンバス地域で占領地拡大に総力をあげているロシアがこちらに集まっている原材料埋蔵地を掌握し、数十兆ドル価値の膨大なエネルギー・鉱物・金属資源を手に入れたとワシントンポスト(WP)が報じた。専門家はウクライナがこの埋蔵地を完全に失うことになれば、自主的に産業経済を維持することはできない弱小国に転落すると見通した。
10日(現地時間)、WPはロシアが6カ月に達するウクライナ戦争を通して「大きな補償」を得たと伝えた。欧州で最も鉱物が豊富な地域であるウクライナ東部に対する統制権を拡大し、世界最大規模のチタンおよび鉄鉱石埋蔵地を含んで未開発リチウムおよび大規模の石炭埋蔵地などをロシアが占めた。カナダのシンクタンク「SecDev」の分析によると、ロシアが押収した埋蔵量の価値は12兆4000億ドル(約1650兆円)規模だ。