ソウル、1兆4000億ウォン費やしたが…「気候変動による水爆弾」また防げなかった=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.10 10:45
「昨日(8日)は店が浸水し、今日は停電しています」
9日午前9時、ソウル江南(カンナム)駅10番出口近隣のあるビルの前で会った商人はこのように話し、1階の店に足首まで浸かった雨水を掃き出していた。靴の上に黒のビニール袋を重ねて履いていたこの商人は「今日は商売にならない」と言って虚しく笑った。
江南駅付近の他の商店も事情は似たりよったりだ。10番出口付近のビル1階で薬局を運営しているチョンさんは「店が浸水し、この一日で1000万ウォン(約103万円)を超える被害を受けた」と述べた。低地帯が多い江南駅一帯の歩行者用道路には前日の大雨によって付近の花壇などから押し流されてきた土砂が道を塞ぎ、また所々道路の表面が破損していた。