韓国、この不況に「就業者2834万」で最大…成長なき雇用に不安
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.09 08:25
4-6月期の韓国の就業者数と雇用率が過去最大を記録した。景気低迷と高物価に苦しめられるが、雇用は「豊作」となる異例の現象が起きている。いわゆる「成長なき雇用」だ。2年間続いた大規模金融緩和と社会的距離確保の解除にともなう対面活動増加が原因に挙げられる。
統計庁が8日に明らかにしたところによると、4-6月期の就業者数は前年同期より3.2%増加した2834万7000人だった。関連統計を集計し始めた1999年7-9月期以降で最大だ。雇用率と失業率も歴代級だ。4-6月期の雇用率は62.7%でこれまで最高だった2019年7-9月期の61.5%を1.2ポイント上回った。失業率は3.0%で4-6月期基準では最も低い数値だ。これら雇用指標は昨年4-6月期から改善傾向が続いている。