中国のミサイル5発、日本の海域に落下…「非常に威圧的な訓練」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.05 06:40
中国が台湾海峡で軍事訓練の一環として発射した弾道ミサイル5発が4日、日本の排他的経済水域(EEZ)の内部に落ちた。日本は直ちに外交ルートを通じて抗議して中国に直ちに軍事訓練を中断するよう求めた。
共同通信やテレビ朝日など日本メディアによると、この日夕方、岸信夫防衛相は緊急記者会見を行い、中国の弾道ミサイル5発が日本のEEZ内に落下したと明らかにした。中国が発射した弾道ミサイルが日本の水域に落ちたのは今回が初めてだ。岸防衛相は中国軍がこの日午後3時ごろから午後4時半まで計9発の弾道ミサイルを発射し、このうち5発が日本水域に落下したと説明した。
この日、中国は米国のナンシー・ペロシ下院議長の台湾訪問に抗議する次元で台湾海峡で軍事訓練を始めた。共同通信は軍事訓練の一環として中国軍が撃った弾道ミサイルのうち5発が沖縄県波照間島の西南に中国が設定した訓練海域内と見えるところに落下したと伝えた。